2023.09.14

Trainocate Leaders’ Voice – Javier “Jay” Hernandez (フィリピン)

世界に展開するトレノケートホールディングス。各国の人材育成の「今」とこれからをそれぞれの国のリーダーから紹介します。
今回は、フィリピンの Managing Director 、Javier “Jay” Hernandez (ハビエル “ジェイ” ヘルナンデス) にフィリピンの現状や将来の展望を聞きました。

– まずはじめに、フィリピンとはどのような国ですか?

Jay

フィリピンは熱帯地域に位置する国です。セブ島などのリゾート地も多いので、海外の方には観光地として有名なのではないでしょうか。デジタル市場も成長していて、トレノケートはその中で特にITセクターにおいてビジネスの変革を導いています。

– たしかに、リゾートのイメージが強かったです。デジタル化が進んでいるということですが、そうした環境でのフィリピンのクライアントの特徴についても教えて下さい。

Jay

お客様の業界として多いのは、通信、銀行、政府、BPO、小売り、ヘルスケアです。

お客様から伺う課題としては、予算面についての悩みです。トレーニングは予算配分が少なくなりがちなため、私たちはお客様と協力し、従業員のスキル向上や、そのためのトレーニングの価値を認識していただけるように努めています。

– 良い人材は企業の成長にも重要不可欠ですが、企業での予算確保が難しいのは日本でも同様です。
今後、どのような取り組みや計画がありますか?

Jay

フィリピンに最先端のトレーニング施設とテストセンターを建設する予定す。これにより、お客様のニーズにさら応えることができるようになりますし、フィリピンのトレーニング業界全体の基準を引き上げることもできると考えています。

また、さらに多くのITトレーニングの導入や、トレーニング提供以外のビジネスの開発もしていきたいですね。

業界全体の基準となる、というところは、弊社の掲げるミッションである「IT人材育成を主導する」に通じるところがありますね。
続いて、Jayさん自身について教えて下さい。トレノケートにはいつ頃入社しましたか?

Jay

2017年です。元々教育を推進する立場にあったので、トレーニングや人材開発を通じて知識やスキルを向上させることが成功のカギだと信じていました。トレノケートはその意味で、適切なトレーニングと認定を通じて様々な企業の従業員に成長の機会を提供し、またそれを実現できる強みを持っていました。特に、クラウド分野のトレーニングに関してはトップランナーだと思います。

クラウドコンピューティングは、現在のデジタル化を支える重要な技術ですね。先ほどフィリピンでもデジタル化が進んでいるということですから、クラウド人材の需要も多そうです。
仕事で大切にしていることは何かありますか?

Jay

最も重要だと感じているのは、高いパフォーマンスを保つ文化です。トレノケートフィリピンにはそれがあるため、私たちは常に期待を超える成果を上げる自信を持つことができます。

個人ではなく、組織としての文化なのですね。
それでは、休日はどのように過ごしていますか?

Jay

実は、休日も仕事について考えてしまうため、厳密にはオフの日はありません。トレノケートでの仕事は、私にとって真剣に取り組むべきことだと感じているからです。とはいえ、機会を見つけて家族と旅行に出かけて、世界を見て回りたいという気持ちもあります。

ありがとうございました!